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鉄製武具 県内初の発見 佐世保・鬼塚古墳/長崎

市教委社会教育課によると、鬼塚古墳は直径17メートルの円墳で、市内8基の古墳の中で唯一形が残っている。玄武岩で囲われた石室があり、2013年7~9月に発掘調査を実施。415点の遺物が出土し、4年かけて汚れを除去したり、分析したりしてきた。

このうち、鉄製武具は頭にかぶるかぶとや、肩を守るよろいの一部など5点。実際に戦闘に使われたかどうかは分からないという。武具の特徴から、古墳が425~450年に築造されたとみられることも判明した。

鉄製武具はこれまで、玄界灘や有明海沿岸部で見つかっているが、県内では例がなかった。同課の松尾秀昭学芸員は「古墳がある地域は、大村湾から外海に出るのに重要な場所。被葬者は大和政権に近く、朝鮮半島に派遣されていた人ではないか」としている。

このほか、鉄剣などの武器、鎌などの鉄製品、青銅製の鏡も確認された。

市教委は29日~10月29日、鉄製武具などを展示する企画展を同市の島瀬美術センター5階考古展示室で開く。火曜休館で入場無料。問い合わせは同課(0956・24・1111)へ。

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