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川越「山王塚古墳」きょう見学会 国内最大の上円下方墳 4次調査の成果発表/埼玉

国内最大の上円下方墳である川越市の「山王塚古墳」(川越市大塚一)で三十日、市教育委員会が進めている第四次発掘調査の成果を発表する見学会が開かれる。
上円下方墳は、正方形の菓子箱の上にメロンパンを置いたような形。七世紀後半から八世紀初めにかけて築造された首長の墓で、発掘調査によって墳形が確認されたものは全国に六例しかない。山王塚古墳は外側の一辺が八十五メートルあり、その中でも最大。
市教委文化財担当者によると、同じ上円下方墳である東京都府中市の「武蔵府中熊野神社古墳」と山王塚古墳は、ともに府中市にあった武蔵国府から群馬県太田市付近を結んだ古代官道「東山道(とうさんどう)武蔵路(みち)」(七世紀後半~八世紀後半)に近い場所にある。山王塚古墳は武蔵路が造営される数十年前に築造されたとみられている。
墳形は確認されていないが、やはり上円下方墳とされる熊谷市の宮塚古墳も、武蔵路の推定ルート近くにあり、古代官道の整備で律令(りつりょう)国家が確立される直前の地域社会を類推する資料となっている。
見学会は午前十時と午後二時の二回。現地は西武新宿線南大塚駅から徒歩二十分。ニトリ川越店西側。

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