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大木谷古墳群13基発見 豊岡石室は移住者の墓か/兵庫

県教委は29日、豊岡市日高町山本の大木谷古墳群で、13基の古墳が見つかったと発表した。古墳時代前期(4世紀後半)~後期(6世紀後半)の築造で、木棺墓が大半の中、形態が異なる石室墓が1基あった。県教委は「在来者と移住者の違いを反映したと思われる」としている。

北近畿豊岡自動車道・日高豊岡南道路の建設に伴い、今年8月から約4400平方メートルの山林を調査。

高台の尾根に縦横10メートル前後の方墳など12基が集中し、残存状態が良好な古墳の埋葬形態はどれも木棺墓だった。眺望に優れており、代々の地域有力者の墓とみられる。

一方、谷を挟んだ約35メートル低い尾根にあった円墳(直径13メートル)で「竪穴系横口式石室」が発掘された。神鍋山の溶岩を積み、入り口に段差があるのが特徴。周辺の遺跡でも6世紀の同石室が見つかっており、主に北九州に分布する形態から、移住者の墓らしい。

このほか、木棺墓1基に、いずれも長さ約70センチの鉄剣と鉄刀が副葬されていた。

調査にあたった県まちづくり技術センターの担当者は「墓域と埋葬形態の違いは出自に関係している可能性がある」と話した。

現地説明会は12月3日午後1時半から。播磨町の県立考古博物館でライブ中継も行われる。問い合わせは現地事務所(電)0796・42・5822。

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http://www.sankei.com/region/news/171130/rgn1711300027-n1.html