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沼津・高尾山古墳の保全トンネル 市長が整備案表明/静岡

沼津市の大沼明穂市長は21日、都市計画道路「沼津南一色線」の建設予定地にある高尾山古墳(同市東熊堂)の現地保存に向け、片側をトンネル構造にして墳丘を回避する道路の整備方針を市議会全員協議会で正式に表明した。事業費は35億~40億円程度、今後10年間のスケジュールで2020年代に完成する見通しを示した。
国道1号から北上し墳丘の地下を通るトンネル構造の西側2車線と、橋梁で通過する東側2車線で、まず東側車線の工事を実施し上下1車線を暫定供用する方針。大沼市長は「事業費は増加するが、(道路交通の)安全性や円滑性を図ることができ、古墳の利活用が可能」と整備案を説明し、「高尾山古墳は極めて価値が高く、市にとってシンボル性の高い施設となる要素がある。道路と一体的に、質の高い整備を行う」との考えを述べた。
沼津南一色線は国道1号と同246号をつなぐ都市計画道路。古墳の全容は08、09年の発掘調査で明らかになり、3世紀前半の東日本最大級の前方後方墳と判明した。市は15年度から有識者の協議会を設置し、古墳の現地保存や国史跡指定を目指すことを前提に複数の整備案を協議してきた。

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