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会いに行ける古墳?日本史の教科書の表紙にもなった日本を代表する装飾古墳「竹原古墳」を見に行こう!/福岡

日本史の教科書の表紙を飾ったこともある「竹原古墳」。福岡市と北九州市のまんなかにある宮若市の穏やかな田園風景に囲まれ、九州新幹線がすぐそばをを走る場所にひっそりと佇んでいます。

福岡県宮若市にある国指定史跡「竹原古墳」。昭和31年に発見された日本を代表する装飾古墳で、常時公開しているためいつでも見ることができる非常に珍しい古墳です。2月4日には、国史跡指定60周年を記念したシンポジウムを開催します。日本を代表する考古学者の皆さんが竹原古墳の発見から現在に至るまで、さらに今後の活用方法について語ります。

竹原古墳とは?
http://www.city.miyawaka.lg.jp/kiji003446133/index.html

福岡県宮若市、諏訪神社の境内にある円墳で、昭和31年3月、旧若宮町在野の考古学者によって発見されました。 発見後、緊急調査によって、石室内の清掃と実測、壁画の模写が行われました。副葬品や死体の歯が大小二種類に分かれていることから、男女2人の死者を安置したものと推定されています。
壁画の内容は、中国の青龍・白虎・朱雀・玄武の四神信仰の影響や、龍と馬から駿馬を生み出すという龍媒伝説を連想させます。墳丘は2段築成で、直径17.5メートル。石室は横穴式で全長6.7メートル。6世紀後半ごろの優れた壁画古墳として知られ、一対の「さしば」と呼ばれる団扇のような日よけや、龍、馬を曳く人、朱雀などが黒や朱の古代顔料で描かれています。
この絵の解釈としては四神思想、龍媒信仰、葬送儀礼の表現、騎馬民族到来など様々な説がありますが、いずれにしても中国や朝鮮半島の影響をかなり受けたことがわかる壁画で、流暢な描きぶりと特異な図柄、何とも言えない味わい深い配色とあいまって、「わが国におけるこの種の古墳壁画の中においてもきわめて優秀なものであり、学術上の価値が高い」と言われています。

1さしば:ひよけに用いるうちわのようなもので、古代豪族が儀式や行列に使用、権威の象徴とされているもの。
2三角連続文:黒と赤の縦に描かれた三角形の連続文。旗を表しているのではないかといわれている。
3船:大海を渡る船。
4波形文(なみがたもん):左右対称の波形。唐草文ではないかともいわれている。
5馬を牽いた人物:馬は小型。人物は冠をかぶり[みずら]という髪型、上着とズボンをはき、先の尖った靴をはいている。
6小船または月を表しているのではないかといわれている。
7龍:赤い火を吐き、爪をとがらせ尾を逆立て、体に赤の斑点を描いている。四神の青龍だともいわれている。

いつでも会える竹原古墳
保存状態も良好で、今なお発見当時と変わらず鮮明に色彩と描線が残っていて、一部は削平されていますが、墳丘がそのまま残され、石室内部も造られたそのままの状態で見学ができる、稀有な装飾古墳です。
(保存のため特別公開の時期以外は非公開となっている古墳がほとんど)
装飾古墳として歴史・美術史的に高く評価されており、またこれほど鮮明に残っているのは全国でもまれで、昭和32年2月22日、国の史跡に指定されました。

今年2月には、国史跡指定60年の節目を迎え、「国史跡竹原古墳ー過去・現在・未来ー」と題したシンポジウムを開催します。

竹原古墳、国史跡指定60周年記念シンポジウム
・日時 平成30年2月4日(日曜日)13時開場・13時30分開会(16時30分終了予定)
・会場 マリーホール宮田(宮若市宮田72-1)
※参加費無料、申込不要
詳しくはこちら
http://www.city.miyawaka.lg.jp/kiji003446800/index.html

詳細ページ(続き):
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000030728.html