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安城で円筒埴輪出土 桜井古墳群/愛知

●「通説覆された」

これまで「埴輪(はにわ)がない」とされてきた安城市内の桜井古墳群から初めて円筒埴輪が出土したと、安城市教育委員会が発表した。担当者は「通説が完全に覆され、地域の古墳時代の歴史を書き換える必要がある」としている。

少なくとも3個体分の円筒埴輪の破片が見つかったのは、同市古井町塚越にある塚越古墳。桜井古墳群の一つで、埴輪の形から年代は4世紀後半と判明し、三河地方では同古墳群の二子古墳に次ぐ最古級のものとわかった。規模も従来は42メートルとされていたが、44メートル以上あることがわかった。

通説では、三河地方は円筒埴輪がある岡崎市内の於新造(おしんぞう)古墳などは畿内の古墳文化の影響を受けている一方、埴輪のない桜井古墳群は独自の古墳文化のものとされていた。市教委の齋藤弘之文化財係長は「円筒埴輪の出土で桜井古墳群にも畿内文化が伝わっていたことがわかった。埴輪の形は素朴で岡崎より早い時期に伝わったようだ」という。

現地説明会は17日午前10時から。駐車場はJA古井支店前を利用できる。問い合わせは市教委文化振興課(0566・77・4477)へ。

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