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綏靖天皇陵 初調査 考古学協会など「円形の古墳か」橿原/奈良

宮内庁が「綏靖(すいぜい)天皇陵」として管理する橿原市の四条塚山古墳で、日本考古学協会など考古学や歴史学関係の16団体の研究者16人が23日、初の立ち入り調査をした。高さ約3メートル、直径約30メートルの土の盛り上がりがあるとされるが、これまで古墳と確定していない。同協会の杉井健理事は「円形の古墳でいいのではないか」との見方を示した。

古墳は江戸時代に一時、初代神武天皇陵とされたこともあるが、明治時代には綏靖陵に定め直された。1825年には周囲を石柵で八角形に囲われ、現在はさらにその外に柵があり、通常は立ち入れない。研究者は調査後の検討会で、古墳との見解でほぼ一致した。

同市四条町周辺は藤原京造営で壊された5世紀ごろの古墳が多く確認され、四条古墳群と呼ばれる。綏靖天皇は2代天皇として日本書紀に登場するが、実在は不明。

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https://mainichi.jp/articles/20180224/ddl/k29/040/554000c