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二子山古墳企画展 “発見”50年 豪華な副葬品ずらり 宇治/京都

宇治市折居台の市歴史資料館で、企画展「二子山古墳発掘50年」が開かれている。半世紀前に同市宇治の二子山古墳(5世紀)から出土した祭祀(さいし)道具や武具など豪華な副葬品が多数展示され“歴史的発見”の成果を物語っている。4月22日まで。

二子山古墳は宇治川右岸の丘陵上にあり、北(直径約40メートル)と南(直径約30メートル)の円墳2基からなる。発掘調査は1968年2月に始まり、銅鏡や勾玉(まがたま)、甲冑(かっちゅう)、刀剣、馬具など大量の副葬品が見つかった。地域の首長の墓とみられ、出土品は府の文化財に指定された。一帯では宅地開発計画が持ち上がり、市は景観保全のため古墳の国史跡指定を目指している。

会場には主要な出土品がずらりと並ぶが、珍しいのは3個の鈴を輪に付けた三環鈴(さんかんれい)。国内の出土は数例といい、祭祀道具とみられている。南墳の埋葬施設(長さ5・1メートル、幅1・6メートル)の実物大模型や、古墳の発掘を契機に市の文化財行政が本格的に始まったことを紹介するコーナーもある。

午前9時~午後5時。入場無料。月曜、祝日は休館。問い合わせは宇治市歴史資料館(0774・39・9260)。

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https://mainichi.jp/articles/20180302/ddl/k26/040/383000c