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姫路・和久遺跡で弥生~古墳期の溝や柵初確認/兵庫

姫路市埋蔵文化財センターは、同市網干区和久の集落遺構「和久遺跡」で、弥生時代後期(3世紀後半)から古墳時代初め(3世紀末)に設けられた溝や柵、竪穴住居の遺構を確認したと発表した。同遺跡で溝や柵の遺構が見つかるのは初めて。

和久遺跡は平成13年から調査を開始。これまで約120棟を超える竪穴住居跡が確認されるなど、周辺でも突出した大集落であったことが判明している。

今回は病院施設の増築に伴い、1270平方メートルを調査。弥生時代後期から古墳時代初めにかけて建てられた竪穴住居跡15棟を新たに確認したほか、南北方向に延びる2本の溝(全長14~25メートル、幅1~1・5メートル、深さ0・6~0・7メートル)を見つけた。また、溝に交わる形で東西方向に柵の遺構(全長13・5メートル、幅、深さ各0・3メートル)があることも明らかになった。

同センターは出土した土器の特徴から、弥生時代に溝が造られ、古墳時代に新たに柵が築かれたと推定。溝は小高い場所に位置する集落と、集落西側に広がる低湿地帯を分ける形で設置されていた。また、柵は溝よりも明確に集落の内外を区分しており、時代が下るにつれ集落の組織化が進んだとみられる。

同センターは25日午後1時半から現地説明会を開く。問い合わせは同センター(電)079・252・3950。

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http://www.sankei.com/region/news/180323/rgn1803230061-n1.html