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南構遺跡:古墳時代の住居跡12棟発見、但馬国府移転と関連か−−日高/兵庫

県教委は23日、発掘調査中の南構(みなみがまえ)遺跡(豊岡市日高町久斗(くと))で古墳時代の竪穴住居跡12棟などが発見されたと発表した。隣接の未調査地にも相当数の住居跡が想定され、また804年に但馬国府が日高地方に移転してきたことから、県教委は「住居跡群が日高への但馬国府移転と密接に関連していた可能性がある」と話している。 北近畿豊岡自動車道の八鹿豊岡南道路建設工事に伴う発掘調査で、8月から11月まで約7000平方メートルで実施。来年度には隣接地約1万平方メートルを調べる。

古墳時代の竪穴住居跡が10棟以上見つかった例は北但馬では初めてで、大きさはいずれも縦横4〜8メートル程度。他にも古墳時代後期の古墳の横穴式石室3基が発見され、中からは須恵器の杯が発見された。また縄文時代の土器や、古墳時代後半の子持ち勾玉(まがたま)、奈良時代の貨幣である和同開珎、平安時代の緑釉(ゆう)陶器の皿も発見された。これら以外にも掘っ立て柱建物の柱穴が1000個以上あり、大規模な集落があったと推定される。

現地説明会は26日午後1時半〜3時。小雨決行。問い合わせは発掘調査事務所(0796・42・3103)へ。

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http://mainichi.jp/feature/news/20131024ddlk28040430000c.html