最新古墳にコーフンニュース

ニュース

福山・神辺の古墳群を動画で紹介 市のCF事業活用で資金調達/広島

福山市神辺町の御領古墳群のPRを進める「御領の古代ロマンを蘇(よみがえ)らせる会」は、古墳群の紹介動画(12分間)を製作した。インターネットで寄付を募る「クラウドファンディング(CF)」を活用した市の事業で資金を調達。目標額には届かなかったが、動画の時間を短縮するなどして完成にこぎつけた。

市の事業は、市内の優れた産品や取り組みを対象に、CFで支援する試み。昨年初めて導入した。同年11月から約1カ月半、会が設定した15分程度の動画の製作費123万円を目標に、民間事業者のCFサイトで寄付を募った。

ところがサイトの認知度不足もあり、寄付は65人からの90万円にとどまった。このため会は映像を自ら撮影、編集する計画を変更。地元ケーブルテレビが過去に撮影した古墳群の映像を一部に組み込み、時間を約3分短縮することで、資金不足をクリアした。

古墳群は神辺町上御領、下御領の山の斜面約3平方キロに広がり約200基ともされる。動画ではドローンで古墳群を上空から撮影。地元住民が2013年ごろ、山林で偶然土中から石組みを見つけ、GPS(衛星利用測位システム)で位置や規模を記録する様子を紹介している。

同会の端本てる子代表(52)=同市=は「資金難で当初は5分程度の映像も覚悟した。神辺の歴史の雄大さを見てもらい、地元が誇る古代遺産を動画投稿サイトなどで全国発信したい」。市情報発信課は「福山を全国に紹介する成功例にしたい」と歓迎している。

動画はユーチューブにアップされ検索可能。DVDもつくり、神辺町の小中学校や市内の大学、博物館にも寄付するという。

記事のページ:
http://www.sanyonews.jp/article/709039/1/