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古墳 郷土の歴史ロマン感じて 瑞浪・明世小20人、初見学/岐阜

瑞浪市立明世小学校6年の児童20人が8日、同市明世町山野内の「戸狩荒神塚古墳」と「戸狩横穴古墳群」を見学。市教育委員会が社会科の授業として初めて実施した。

市内は土岐川沿いの北部丘陵地を中心に、古墳時代の円墳約100基と、横穴墳約50基が現存する歴史遺産の宝庫。中央自動車道瑞浪インター南側にある「戸狩荒神塚古墳」と「戸狩横穴古墳群」は、東西に約100メートルの近距離に造られ、原形の状態がよく残っていることから、いずれも県史跡に指定されている。

特に「戸狩荒神塚古墳」は盛り土の直径60メートル、高さは8メートルあり、副葬品の埴輪(はにわ)が東濃地域で唯一出土し、円墳の墳丘では県内最大規模を誇る。市教委によると、築成年代は古墳時代後期の6~7世紀と推定され、東濃地方を支配した豪族の墓と考えられている。

「戸狩荒神塚古墳」で小学生に解説した郷土史家の中野正明さん(80)は「子どもたちが地元に残る教材に肌で触れ、郷土の歴史ロマンを感じてもらいたい」と話す。一方、「戸狩横穴古墳群」では元瑞浪小学校長の山田幸男さん(65)が講師を務め、児童たちは被葬者を安置した玄室を見学した。早瀬謙伸さん(11)は「上りの道が大変だったけど、昔の古墳を初めて見て、よく分かった」と喜んでいた。

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https://mainichi.jp/articles/20180509/ddl/k21/040/275000c