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京都)景観保全へ 「宇治山」名勝「宇治古墳群」史跡に/京都

国の文化審議会が15日、京都府宇治市の「宇治山(うじやま)」を名勝に、「宇治古墳群」を史跡に、それぞれ指定するよう文部科学相に答申した。宇治橋からの宇治山の眺めは観光地・宇治の代表的な景観。約3年前に民間業者による宅地開発計画が持ち上がり、地元住民らから景観保全を求める声が出ていた。指定に伴って宇治市は業者の持つ土地の買い取りを検討する方針で、保全に向けた動きが進むことになる。

宇治山は、仏徳山(ぶっとくさん)、朝日山、二子山を含む宇治川右岸の丘陵地。世界遺産・宇治上神社などの社寺があり、宇治川をはさんで世界遺産・平等院と向き合う。古今和歌集に収められた、喜撰法師の「わが庵(いほ)は都のたつみしかぞ住む 世をうぢ山と人はいふなり」など、古くから歌に詠まれてきた。源氏物語の「宇治十帖(じょう)」の舞台でもある。

宇治古墳群は、名勝に指定される区域内の二子山にあって南墳と北墳からなる二子山古墳(古墳時代中期)、さらに約3キロ北の二子塚古墳(同後期)など、宇治川右岸に点在する古墳時代の5基。円墳が続いてつくられた後、突然、周辺地域で最大の前方後円墳・二子塚古墳ができており、当時の政治的な動向を知る上で重要な古墳群とされる。

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