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浅間山古墳、石室の中は?/千葉

風土記の丘資料館で実物大模型を公開

栄町の国指定史跡「龍角寺古墳群・岩屋古墳」で最大の前方後円墳である浅間山古墳の横穴式石室が、県立房総のむら・風土記の丘資料館で実物大の模型として復元され、今月から公開されている。

同館によると、浅間山古墳は全長78メートル、高さ7メートル。約1400年前の古墳時代末期に築造されたとされ、北総地域を支配していた豪族のものとみられるという。

石室内部は全長6・7メートル、高さ2メートル。茨城県の筑波山から切り出した石を組み合わせて作られている。

古墳は1997年に発掘調査が行われ、その後、埋め戻して保存されている。見学者から「内部を見たい」という声が寄せられたため、大きさや雰囲気を体感してもらおうと実物大模型を製作。今月1日から一般公開を始めた。

模型は強化プラスチックで石の模様を出し、奥に遺体を埋葬した石室を設置した。実物にはない窓を設け、内外から楽しめるようになっている。石室から出土した馬具や冠飾りなどの副葬品を復元したものも展示している。

房総のむら主任上席研究員の白井久美子さん(64)は「昔の豪族が死後の世界をどのように考えていたのか体感してほしい」と話している。

午前9時~午後4時半。月曜休館。大人300円、大学生・高校生150円。問い合わせは房総のむら(0476・95・3333)。

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