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陶邑窯跡群 歴史を紹介/大阪

◇堺市博物館 出土須恵器など200点

古墳時代に大量の須恵器が生産された府南部の陶邑窯跡群を紹介する企画展が、堺市博物館(堺区)で開かれている。国の重要文化財に指定されている出土品や製造で使われた道具類など約200点で、遺構と須恵器の歴史をたどる。9月24日まで。

陶邑窯跡群は現在の堺市南区を中心に、5~10世紀に須恵器を製造した約1000基の窯跡が点在する遺跡。仁徳天皇陵古墳など市内の百舌鳥古墳群で見つかった須恵器はほぼ、ここで作られたと考えられている。

会場には、食器や蒸し器といった日用品のほか、イイダコ漁で使われた、たこつぼといったユニークな須恵器も並ぶ。窯跡で見つかったものの多くは、ひびが入るなどした不良品で、焼かれている途中で、複数の形が一斉に崩れ、ひとかたまりになったものもある。

担当者は「製品は天皇陵古墳に使われ、優れた技術者が多数住んでいたことがわかる。古代日本のものづくりの拠点だったことを知ってほしい」と話している。

月曜休館(祝日を除く)。一般200円、高校・大学生100円、小中学生50円。問い合わせは堺市博物館(072・245・6201)へ。

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