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「仁徳天皇陵」新たな絵図/大阪

堺市にある仁徳天皇陵とされる古墳で、江戸時代に堀を埋めて農地の開墾が進められていたことを示す絵図が残されていたことを地元の研究者が発表しました。

堺市博物館は古墳周辺の環境や変遷がわかる貴重な史料だとしています。
絵図は縦1メートル20センチ、横92センチで仁徳天皇陵とされる古墳とその周辺が詳しく描かれ、およそ270年前の江戸時代に書かれたとみられます。
墳丘の周りの土地には耕作者とみられる人の名前が記されていて、他の時期の絵図と比べると幕府の政策を背景に古墳の堀を埋め立てて農地を拡大していたことがわかるということです。
堺市博物館によりますと、当時、盛んに行われた検地にあわせて描かれたものとみられ、古墳周辺の環境や変遷を知る上で、貴重な史料だとしています。
絵図は堺市の大学で客員教授を務める中井正弘さんが20年ほどまえに知り合いの大学教授から譲り受け独自に研究を進めてきました。
中井さんは今回の絵図について「時代によって古墳への見方が異なることを示す史料で、研究などに生かしてもらいたい」と話していました。

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https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180902/0006328.html