最新古墳にコーフンニュース

ニュース

古墳時代の海の民紹介 紀伊風土記の丘で漁業道具など1000点展示 

古墳時代の漁業道具や土器などを通じて当時の海辺での暮らしや社会を紹介する特別展「黒潮の海に糧をもとめて 古墳時代の海の民とその社会」が29日、和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で始まった。12月2日まで。

古墳時代に海辺で暮らしていた人々やその文化が当時の社会で重要な地位を占め、古来和歌山の人々の生活に海が密接に結びついていたことを知ってもらおうと同館が企画。4章構成で、紀伊半島や淡路島、房総半島など全国各地の漁業文化や海辺の人々の暮らしを紹介している。

特別展では、西日本でも有数の海浜集落である西庄(にしのしょう)遺跡(同市)で出土した釣り針や、海水から塩を作る際に使っていた製塩土器や貝殻などを中心に、漁業道具など約千点が展示されている。

大阪府和泉市の公務員、平田慎一郎さん(49)は「古い時代のものでも、釣り針など今もあるものを見るとなじみを感じる」。同館の担当者は「海と密接なつながりを持っていた当時の和歌山の人々の生活に思いをはせてもらえたら」と話している。

10月6日には、兵庫県立考古博物館の館長を務める和田晴吾氏が、古墳時代の漁業について解説する記念講演会も開かれる。先着60人で、要電話予約。

午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)。月曜休館(祝日などは開館し、次の平日に休館)。一般350円、大学生210円、高校生以下や65歳以上などは無料。問い合わせは同館(電)073・471・6123。

記事のページ:
https://www.sankei.com/region/news/180930/rgn1809300030-n1.html