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鉄製大刀のつばに象眼 永明寺山古墳から出土/長野

茅野市教育委員会は七日、同市ちのの永明寺山古墳(七世紀)から出土した鉄製の大刀のつば部分に、象眼が確認されたと発表した。表面に模様を彫り、その溝に銀などをはめ込んだ装飾。大刀はさびに覆われているため、県立歴史館(千曲市)によるエックス線調査で判明した。
永明寺山古墳から出土した六本の大刀のうち、石室の奥で重なるように見つかった長さ九十センチを超える二本に確認された。県立歴史館によると、同館のエックス線調査でつばの象眼が確認されたのは、須坂市と上田市の古墳から出土した大刀に続いて三例目。「六本のうち二本というのは珍しく、資料価値が高い」としている。
直径約八センチ、厚さ約七ミリのつばの表面にらせん状の模様が彫られていた。溝には銀がはめ込まれているとみられる。つばを固定する金具の切羽にも象眼があった。
茅野市教委の担当者は「象眼は権威を見せびらかす飾り。永明寺山古墳からは矢尻も多く見つかっており、地域の小豪族の中でも有力者の墓だったのではないか」とみている。
市教委は年明けにも、永明寺山古墳から出土した副葬品の展示をする予定。来年度保存処理をし、大刀については象眼が見える状態にして公開する方針だ。

記事のページ:
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20131108/CK2013110802000026.html

古代の装飾技術は目を見張るものがありますね。