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唐古・鍵 古墳期も有力集落/奈良

◇田原本 弥生以降の変遷 出土品で紹介

弥生時代の環濠集落跡として知られる唐古・鍵遺跡(田原本町)のその後に注目した企画展「古墳時代黎明―唐古・鍵弥生ムラのその後―」が、田原本青垣生涯学習センターの特別展示室で開かれている。12月2日まで。

町教育委員会によると、集落は弥生時代後期から衰退傾向にあったとされるが、古墳時代中期(5世紀)の井戸から木製の農具や、早い段階での馬の飼育をうかがわせる骨なども出土しており、古墳時代以降に勢力を盛り返していた可能性がある。

企画展では土器や埴輪などの出土物約160点を弥生時代から古墳時代の順に並べ、集落の移り変わりを探る構成にした。

出土した土器には奈良盆地東南部で作られたものと特徴が同じものも多数含まれ、唐古・鍵遺跡が古墳時代の纒向遺跡(桜井市)と交流があったと考えられるという。町教委は「集落が、弥生時代以降も他地域と関わりを持ち、有力であったことを知ってほしい」としている。

観覧料200円(高校・大学生は100円、中学生以下無料)。月曜休館。11月23日午後2~4時には同センターで、関連の講演会もある。問い合わせは唐古・鍵考古学ミュージアム(0744・34・7100)。

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