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九州大伊都キャンパス、古墳「跡地」に展示室/福岡

九州大は30日、伊都キャンパス(福岡市西区)イースト1号館に造成工事で発掘された古墳など、遺跡が一望できる展示室の公開を始めたと発表した。各遺跡を紹介するパネルを設け、学生がガイドを務める。

キャンパスがある糸島半島周辺には、魏志倭人伝に登場する「伊都国」があったとされる。海に近く、古代から栄えたとみられる。

キャンパス移転に伴う発掘調査の結果、前方後円墳など74基の古墳のほか、奈良時代に操業した製鉄場の遺跡、集落跡などが確認された。

このうち、最大の前方後円墳が「石ヶ原古墳」だ。同古墳は、6世紀半ばに築造され全長49メートル。造成の関係で取り壊され、イースト1号館が建設された。

展示室が設けられた同館最上階は、古墳と同じ標高75メートルの場所にある。古墳実物の断面を展示した。また、窓から見える他の遺跡をパネルで紹介する。

記者会見した岩永省三教授は「かつての古墳頂上からの眺望が体験できる」と来場を呼びかけた。ガイドを務める工学部4年の今谷梨乃さん(21)は「こんなに古墳に囲まれたキャンパスは、なかなかない。歴史的に重要な場所だと伝えたい」と話した。

公開は火・木曜日(祝日を除く)の午前10時~午後4時。無料。

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https://www.sankei.com/region/news/181031/rgn1810310012-n1.html