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藤ノ木古墳調査30年の特別展/奈良

奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳で、石で作られたひつぎ、石棺の調査が行われてからことしで30年になるのを記念した特別展が開かれています。

藤ノ木古墳は6世紀後半に造られたとされる円墳で、ちょうど30年前に行われた石棺の調査で盗掘を免れた豪華な副葬品が見つかり、大きな話題となりました。
斑鳩町の斑鳩文化財センターには、藤ノ木古墳の石棺から見つかったふだんは見ることができない国宝の副葬品など54件が展示されています。
このうち国宝の銀製鍍金空玉は、金メッキが施された中が空洞の銀製の玉で、玉をつないで首飾りにしていたとみられています。
同じく国宝の環状乳画文帯神獣鏡は直径20センチほどの鏡で、表面には神仙や獣の文様が施されています。
このほか、藤ノ木古墳と同じ形の石棺を持つ県内10の古墳から見つかった冠の破片などもあわせて展示されています。
斑鳩町教育委員会の平田政彦参事は「奈良には有力な豪族が作った古墳が多くあり、副葬品を見ながらどんな人物が埋葬されていたのか想像してほしい」と話しています。
この特別展は12月2日まで開かれています。水曜休館日。

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https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181112/0009612.html