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地域の宝守る「鬼の岩屋古墳」保存会を結成/大分

国指定史跡「鬼の岩屋古墳」を後世に引き継ごうと、別府市上人地区9町の自治会が保存会を結成した。10日、活動の第1弾として、6年前に途絶えた「鬼の岩屋まつり」を復活させた。

神事には地域住民ら約50人が出席。阿南寿和副市長や地元関係者ら7人が玉串をささげた。古墳見学は地域住民らで長蛇の列ができ、調査に当たっている別府大学の学生らが古墳内を案内した。子どもみこしや太鼓の演奏もあった。
まつりは、古墳がある上人西自治会が中心となり、2003年から12年まで実施。住民の高齢化などで継続が難しくなり、神事のみを毎年行っていたという。
保存会は地区が一体となって地域の財産を守ろうと、市のひとまもり・まちまもり自治区形成事業を活用して今年4月に結成。まつりを復活させたほか、今後は古墳周辺の整備など、保存の在り方についても考えていく。
荒金英世会長(75)は「古墳を地域住民みんなで大切に守っていきたい。子どもたちにも地域の宝に誇りを感じてもらいたい」と話している。
古墳は6世紀末に造られた二つの横穴式石室墳。内部は巨石が積まれ、多様な装飾が施されている。1957年に国の史跡に指定された。

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https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/11/15/JD0057513570