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ぶらっとやまと 佐紀古墳群 天皇陵を間近で/奈良

佐紀古墳群は奈良市の北側の佐紀丘陵に広がる古墳群だ。4世紀中ごろから5世紀後半までに20基以上の前方後円墳などが造られた。中でも、大型の前方後円墳は、宮内庁が陵墓(天皇や皇后などの墓)やそれに準ずる陵墓参考地として管理している。

陵墓は、墳丘に登ったり、石室に入ったりできない。それでも近くを見て回れば、多くのことがわかる。なら・観光ボランティアガイドの会の浮田享子(たかこ)さん(73)と一緒に歩いた。

浮田さんによると、佐紀古墳群は人気のハイキングコースという。まずは近鉄平城駅から五社神(ごさし)古墳(現・神功〈じんぐう〉皇后陵)をめざした。拝所の西側に江戸時代に寄進された石灯籠(どうろう)が並ぶ。幕末まで神功皇后陵とされてきた近くの佐紀御陵山古墳(日葉酢媛命〈ひばすひめのみこと〉陵)から移築したという。「神功皇后は明治時代にはお札の肖像画になっています」と浮田さん。実際に肖像画のコピーを見せてくれたが、どこか外国の女性のようにも見える。当時の大蔵省紙幣寮の技術者だったイタリア人が原版を制作したためだそうだ。

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