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出土地でガラス素材分析 橿考研 可搬型 蛍光X線装置導入/奈良

橿原市の県立橿原考古学研究所(橿考研)は、物質の元素を調べる「蛍光X線分析装置」を新たに導入した。ガラスを高感度で分析できるのが特徴。今後、古墳などから出土したガラス素材の測定に活用する。

装置は、部品を分解して持ち運びできる可搬型。動かすことが難しい文化財がある場所まで運び、現地で測定できる利点がある。

装置の容器に測定する素材資料を入れ、X線を照射すると、パソコン画面に元素の種類や量が表示される仕組み。古墳や寺社のガラス製品が作られた場所や、流入経路の特定につながるという。

約1000万円で、個人・団体でつくる「県立橿原考古学研究所創立80周年を祝う会」が寄贈した。豊岡卓之副所長は「竜田御坊山3号墳(斑鳩町)のガラス管などの研究を進めたい」と話した。

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https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20181215-OYTNT50031.html