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古墳群の土地、本巣市へ寄付 昭和産業/岐阜

国指定史跡の答申を受けた本巣市の船来(ふなき)山古墳群について、生コンクリート製造販売の昭和産業(岐阜市)は、史跡指定範囲の大部分にあたる約十七万平方メートルの所有地を市に寄付することを決めた。二十日、本巣市役所で式典が開かれる。

船来山古墳群は、本巣と岐阜の両市にまたがる船来山、別府山、桑山からなる独立丘陵全体を指す。今回指定を受けた範囲は、本巣市側の一部の十五万五千四百二十平方メートルで、三~七世紀に造られた百十一基の古墳が確認されている。

市教委によると、昭和産業はゴルフ場開発のために、土地を取得。一九九三~九七年にかけて発掘調査をしたところ、古墳が次々と見つかり、独立丘陵に築かれた東海地方最大級の古墳群と分かった。国指定史跡申請のため、二〇一六年十一月に同意を求めにいったところ、同社側から土地寄付の申し出があったという。

市教委社会教育課の担当者は「船来山にもともと古墳があることは分かっていたが、山全体にあることは分かっていなかった」と説明。「発掘調査や土地の寄付により、東海地方で最大級の古墳群が後世に残ることになった。大変ありがたい」と話す。市は、史跡として古墳公園の整備を進める方針。

昭和産業の親会社の昭和コンクリート工業の村瀬大一郎社長は、取材に「今後もますます地域社会の発展に寄与していきたい」とコメントした。

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